【レビュー】グランドキリンギャラクシーホップ

f:id:takuyata:20180721080901j:image

けっこう美味いです。

しかし見たことあるなと思ったら、やっぱり毎年出してるんですか。それもなんと、2015年から続くヒット商品なんですって。ビールレビューをしているのに…。恥ずかしながら、飲むのは今回が初めてです。

以前に見かけたときは「季節限定商品なんて」とバカにしていましたよ。リミテッドなんですから、当然ながら販売期間が決まっているわけです。それゆえに、消費者心理からすれば、美味くても不味くてもとりあえずは売れる。つまり、そこまで力を入れてプロデュースする必要もないわけです。だからこその「季節限定アンチ」を掲げていた私ですが、こいつがなかなか美味いんですよ。

まず、味に無駄がありません。たとえるならバドワイザーみたいなもんですね。そこにIPAの苦みや香りが付加されている。水っぽすぎるとも思うかもしれませんが、なんで夏に出てくるのかを考えれば、当然の仕上がりです。後にはほんのりと酸味が残り、爽快感を演じます。そこにコクや麦の香りは必要ありません。

ちなみに、サブタイトルのように付いた“session IPA”とは、アルコール度数を下げつつ、ホップの香りはそのまま残すというビアスタイルだそう。度数を4.5%まで下げたのは、飲みやすさを追求した結果でしょう。